情報メディア専攻の先輩たちの就職体験記をご紹介します。
自分の本当にやりたいことを
見つめ続けた就職活動
内定先企業 株式会社NTTデータ関西
――授業の中で出会ったプログラミングが将来の仕事に
高校科目の中で数学が一番好きだったので、数学にまつわることが学びたいと思い学部を探しました。調べる中で数学デジタル教材MathTOUCHの存在を知り、数学と情報の融合という新しい形に興味を持ちました。ゼミ活動のなかではグラフ作成ツールによる学習教材について、昨年夏の数学ソフトウェアに関する京都大学研究集会で共同発表をし、その内容について論文を書きました。学生の内に学会に参加して発表したり、書いた論文が雑誌に掲載されたりすることはなかなかできない経験なので色々なことを学ぶことができました。
また、ゼミの課外活動として「日経STEAMゼミ」に参加させていただきました。日経新聞の記事に掲載していただいたり、日経パネルディスカッションに出させていただいたりと貴重な経験ができました。就職活動でも役立ったのでこのようなプロジェクトは前向きな姿勢で取り組むことが大切だと思いました。
――自分が何をしたいのか、人生について考えるタイミング
ウェブアプリケーション論などの授業で学んだプログラミングが楽しかったことから、IT系の企業を中心に探しました。OGの方の就職先や、リクナビ・マイナビの合同説明会で気になった企業の中からインターンシップに応募しました。
就職活動の中で一番悩んだのは、最終面接で社会人になって何にこだわり、何を大事にしたいかについて5分間の発表を求められたとき。何を伝えたいのかだけではなく、印象に残るためにはどうしたらいいのか、どのようなことをアピールしたいのかということまで考え、ぎりぎりまで作戦を練っていました。先生方にスライドの添削やアドバイスをいただきながら挑戦しました。就職活動は自分について見つめ直すよい機会になりました。自分は何がしたいのか、何が向いているのか、どのような道を歩いていきたいのかなど時間をかけて考えることができました。そのためやりたいこともどんどん増えていき、残り少ない学生生活もより大事に過ごしていきたいと思えるようになりました。
就職活動の中で役に立ったアイテムは?
コロナ禍のため、マスクからフェイスシールドに付け替えて面接をした際、念のために持っていたリップやチークが役立ちました。表情を見たいという会社も多いと思うので、血色感を出せる化粧品などは一通り準備すると良いと思います。
就職活動はどのように進めましたか?当時のスケジュールを教えてください。
これから就職活動をする・就職活動中の後輩にメッセージをお願いします。
就職活動は大変だというイメージが強いと思いますが、一人で頑張ろうとするのではなくキャリアセンターを活用した
り、先生に相談したりしながら自分に合う会社を見つけてほしいです。頑張ってください!