社会・メディア専攻 コンピュータ・AI専攻

社会・メディア専攻(2027年4月~)

専攻の特徴

1.専門性を深化・発展させた「新カリキュラム」始動

2027年度より「メディア」を学びのフィールドに据えた新カリキュラムが始動します。低学年で情報技術や表現手法の基礎を徹底的に固め、高学年ではそれらを駆使して文化、産業、地域といった現代社会の多様な領域へアプローチします。単なる理論の修得に留まらず、自ら情報を発信し、社会に新たな価値を提示できる「実践的な発信力」を養う体系を確立。次世代のニーズに即した学びへと進化を遂げます。

2.実践の最前線を体感する「現場からの〇〇」科目群

テレビやSNS、ライブやeスポーツなど、メディアの表現や情報技術を学び、その知見を社会へ応用する力を養います。マスコミ、広告、クリエイティブ業界の第一線で活躍してきたプロの教員から直接指導を受け、企業や地域のリアルな課題解決を経験。先輩たちが多くの学外コンペで入賞を重ねてきた「確かな企画力」を継承し、メディア業界だけでなく、企業や地域で活躍できるメディアに精通した人材を育成します。

3.文科省認定プログラムによる「手厚い情報基礎教育」

文系専攻でありながら、プログラミングやAI、統計学の基礎を修得できるのが最大の強みです。一般的な社会系学部の学びを網羅しつつ、さらにデジタルスキルとして必要な「ITパスポート」試験に連動した科目まで完備します。文系の域を超えた高度な情報力※を兼ね備えることで、他大学にはない独自の武器を手に入れ、デジタル社会をリードする唯一無二の専門人材を育成します。

※文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」の認定カリキュラムを完備

メディアの「最前線」を知る、2人のプロフェッショナルが着任!

福田 和代(Fukuda Kazuyo)

NHKスペシャル「コロナ危機 女性にいま何が」「石の“奇跡” いのちを守る特別授業」「“生命”の未来を変えた男~山中伸弥・iPS細胞 革命~」、クローズアップ現代「生理の貧困 社会を動かす女性たち」 「戸籍のない子どもたち」など、180本以上の番組を手掛け、国内外の 数多くの賞を受賞しているドキュメンタリーのスペシャリスト。

担当予定科目

現場からのジャーナリズム論/プロジェクト演習入門/プロジェクト演習メディア/メディアとジェンダー/ネットワーク社会論

古田 涼子(Furuta Ryoko)

「水野真紀の魔法のレストラン」「情熱大陸」「中村鴈治郎襲名 特番」などの演出を手掛けたほか、「日曜日の初耳学」「プレバト!」 などのPR、SNSを担当。さらに「呪術廻戦 懐玉・玉折」 「シャングリラフロンティア」「ガンダム水星の魔女」などアニメ 番組の編成担当も歴任した、守備範囲の広いメディアのプロ。

担当予定科目

現場からのメディア論/メディア表現入門/プロジェクト演習入門/プロジェクト演習メディア/メディア文化論

授業紹介

コンセプトデザイン論

企画の最重要ポイント「コンセプト」って何?

企画の心臓ともいわれるコンセプト。コンセプトが強ければ、その企画の勝ちは確定!と言われ、番組やイベント、商品などがヒットするか否かはコンセプト次第です。そんな企画立案において重要なコンセプトについて学び、実際に企画を立案しながら考えます。

具体的な取り組み内容・進め方

番組制作会社の社長やテレビ局の現役プロデューサーなどに、番組やイベントなどの企画を提案・発表。これまでにテレビ番組のコーナー企画提案、テレビ番組のメディアミックス展開提案、大阪・関西万博とテレビ番組とのコラボ提案などを実施。

広告コミュニケーション論

広告は見たくないのに気になる。なぜ?

広告は、商品やサービスの購入、企業やブランドのイメージ形成に影響を与えるコミュニケーションツールの一つです。広告の消費や社会への影響、デジタル化の進化によるメディアの役割や広告手法の変化、なぜそのクリエイティブ表現なのかについて学びます。

具体的な取り組み内容・進め方

ターゲットの違いによる広告戦略の違いなど、身の回りにある広告やクリエイティブに注目してもらう課題を出します。学生自身が一人の消費者としてどのような意識や行動をしているのか、調査データの分析や2次データとの比較を行うことで理解を深めます。

カリキュラム

ゼミ紹介

動画も、SNSも、イベントも。全部使って「面白い」を仕掛ける

メディアコミュニケーションゼミ

このゼミの舞台は、大学の外。地域や企業の現場に直接行って、「これ、すごい!」「面白い!」という発見を探すことから始まります。そこで見付けたワクワクの種を、動画やSNS、イベントなど、あらゆるメディアを使って発信。あなたの言葉で、地域や企業のファン(=推し)をどんどん増やしていきます。リアルな現場で揉まれながら、「伝える力」を最強の武器にアップデートできるゼミです!

卒論テーマ

#連続テレビ小説『あんぱん』の舞台:高知県におけるコンテンツツーリズム効果
#笑いの中の女性:漫才における女性芸人の言語表現とジェンダー表象
#2012年ロンドンオリンピックから2024年パリオリンピックにおける新聞報道のジェンダー表象分析:体操・柔道

様々な企業の経営戦略を学び、成長要因を探る

経営情報論ゼミ

企業は厳しい市場競争を勝ち抜きながら持続的に成長するため、様々な経営戦略を講じて事業を営んでいます。それらの企業の成長戦略について、テキストの輪読を通して経営戦略の基礎理論を学びます。また、興味のある企業を1社選択して収集したデータを分析したり、地元企業に直接ヒアリングしたりすることで、企業の成長要因を探索します。

卒論テーマ

#デジタルカメラが商品として残り続ける理由:
企業戦略から見るカメラとスマートフォンの意味的価値の比較
#エコ意識の高まりと化粧品パッケージの関係性と課題について
~エコ意識と化粧品パッケージの戦略的融合:
消費者ニーズに基づく提案から
#ファッション業界の成長戦略:日本の三大ブランドを中心に

「色」が動かす、人の心。商品企画とSNS広報に挑む

色彩コミュニケーションゼミ

色彩心理やカラーマーケティングの理論をベースに、実社会へ「色」の仕掛けを届けるゼミです。現在は女子児童向け日焼け止めの商品化プロジェクトが進行中!ターゲットに響く色選びから、SNSを駆使した広報まで、正解のない問いに仲間と体当たりで挑みます。専門知識を学ぶだけでなく、実際にモノを動かすプロセスを通じて、あなたの感性を「社会で通用する力」へと磨き上げます。

卒論テーマ

#SNS 時代の消費行動における青色菓子の購買促進要因:「温度感」「味覚」「推しカラー」が受容性に与える影響
#色のジェンダーバイアスを低減したランドセルウェブサイトのデザインと保護者の評価
#武庫川女子大学中央キャンパスアクセシビリティマップの作成:全国812大学のマップ設置調査を基に

キャリア

進路職種・業種例

メディア・プロモーション(制作・広告・広報)

放送局、制作プロダクション、広告代理店や企業の広報部門放送局、制作プロダクション、広告代理店や企業の広報部門 などで、映像・SNS・イベントなどのコンテンツを企画・発信し ます。メディアの特性を正しく理解し、ターゲットの心に届く 「伝え方」をデザインする専門職です。

IT・DXソリューション(コンサルティング・提案営業)

IT企業やシンクタンクにおいて、データ分析に基づき企業の課題解決を提案します。社会の仕組みを読み解く力とデジタル技術( DX )を掛け合わせ、新しいビジネスの形や、より効率的で便利な社会のシステムを構築・提案します。

地域・社会デザイン(公務員・観光・街づくり)

自治体、鉄道、観光、金融業界などで、統計データや社会調査を基に、持続可能な街づくりや地域活性化を推進します。限られた資源を有効に活用し、人々の暮らしを支え、より豊かな地域社会をプロデュースする役割を担います。

就職先の情報

メディア・映像・エンターテインメント

USJ/クリーク・アンド・リバー社/デジアサ/IMAGICAエンタテインメントメディアサービス/映像センター/UNITED PRODUCTIONS/えーすてれび/エキスプレススポーツ/高速オフセット ほか

情報技術・シンクタンク・DX

日本総合研究所/伊藤忠テクノソリューションズ/電通総研テクノロジー/三菱総研DCS/ウイングアーク1st/NTTデータ関西/S k y/サーバーワークス/インテック/オービックビジネスコンサルタント ほか

グローバルブランド・生活デザイン・DX

日本生命保険/第一生命保険/ルイ・ヴィトン ジャパン/損害保険ジャパン/住友電気工業/SUBARU/ビームス/ロフト/イトーキ/サクラクレパス/ローソン/カインズ ほか

インフラ・観光・地域デザイン

りそな銀行/池田泉州銀行/星野リゾートグループ/兵庫県/堺市/山口県/泉大津市/JTB/JR西日本アーバン開発 ほか


※前身となる情報メディア専攻(教員ゼミ)の直近3年間の実績を基に記載

Q&A

Q1.社会・メディア専攻を「武庫川大学」で学ぶメリットは?

A.多様な価値観が交差する環境が、メディアを読み解く「多角的な視点」を養います。女子大伝統の対話重視の少人数教育により、発信力や合意形成力も深化。性別を問わず、現代社会に不可欠な「高い共感力を持った企画者」としての素養が自然と磨かれます。

Q2.2つの専攻の違いは何ですか?

A.社会・メディア専攻は文系で、社会学/マスコミ領域を多角的に分析します。コンピュータ・AI専攻は理系で、工学/情報工学領域の技術を磨きます。時代の要請に応え、各領域の専門性をさらに深化・発展させました。

Q3.就職に強いと聞きましたが、どのようなサポートがありますか?

A.キャリアセンターでの支援に加え、学科独自のキャリアサポートを展開。担任制度と少人数ゼミによるきめ細やかな指導を徹底しています。さらに、本学科の学生を対象とした企業独自のインターンシッププログラムも複数実施。専門性を実践で磨き、納得のいく進路決定まで伴走します。

Q4.他の文系学部・学科との違いは?

A.メディアを核に、表現技法や情報技術を低学年から徹底的に磨く点です。実務家教員による現場直結の指導に加え、文科省認定プログラムでAI・統計の基礎も修得。理論に留まらない「社会実装力」を養います。